“シリーズ男”宮本、毎年月曜日に「聖地」で儀式


 日本シリーズJTカップの公式練習初日となった28日は1998年、2001年、14年覇者の宮本勝昌(44)=ハートンホテル=が唯一、練習をした。

 15回目の出場となる“シリーズ男”は「僕の中では4日間でなく1週間の『日本シリーズウィーク』なんです」と毎年月曜日に会場に入る。この日も午後3時から1時間弱、誰もいない練習場で調整。東京よみうりCCを「聖地」と呼ぶ宮本は「練習しに来たんじゃない。会場の空気を吸って、グリーンにあいさつをしに来た」と強調した。

 14年大会でツアー10勝目を飾って以来、優勝から遠ざかり「次なる目標は11勝目をこのシリーズで挙げること」と断言。一番乗りで聖地での儀式を終え、44歳のシリーズが始まった。(勝田 成紀)

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