ブリヂストンゴルフファンフェスタ2016が7日、千葉・成田市のレークウッド総成CCで行われた。ブリヂストンスポーツと用具契約する宮里藍(31)=サントリー=、羽川豊(58)=フリー=、宮本勝昌(44)=ハートンホテル=、近藤共弘(39)=ネスレ日本=、片岡大育(28)=Kochi黒潮CC=ら28選手が集った。144人のファンと9ホールのラウンドやレッスン、懇親会パーティーなどで交流した。
2年連続で参加した藍はニアピンコンテストに出場し、懇親会のパーティーでは乾杯の音頭をとった。「たくさんの方に来て頂いて、昨年以上の盛り上がりがあった。選手も去年よりも多くて、内容も充実していた。個人的にも楽しかったです」と笑顔を輝かせた。
ツアー屈指の飛ばし屋で、今季賞金ランク12位の渡辺彩香(23)=大東建託=はドラコン対決に出場。3年ぶりに未勝利に終わった今季を「(13年のツアー参戦後)初めてうまくいかなかった1年。今年の分も来年、という気持ちもある。スイングで直したいところも出てきた」と振り返った。来年1月には米ロサンゼルス合宿も予定。「全てのクラブでいっぱい打って、アプローチ、パットもまだまだ課題としてやっていきたい。賞金女王を目指して頑張ります。1試合でも多く勝てるように頑張りたい」と目標を語った。
賞金ランク11位の堀琴音(20)=東芝=はフェスタの最後に、参加した全選手らと笑顔で記念撮影におさまった。「スター選手が集まって盛大で、今年も楽しかったです」とほほ笑んだ。ツアーは未勝利だが10月の日本女子オープンで2位に入って以降、人気急上昇したスレンダー美女は「悔しいことが多かった1年。でも、初めて(最終戦のメジャー)ツアー選手権リコー杯、(4ツアー対抗戦の)クイーンズに出られたことはうれしかったです」と飛躍のシーズンに納得顔だ。このオフは姉・奈津佳(24)=サマンサタバサ=らとタイ合宿も予定。「まずは体力をつけて、ロングパットのタッチを合わせて、ショートパットをしっかり入れられるようにできれば」と課題を口にした。来季は「初優勝が目標。早く1勝したい。日本女子オープンで2位になってから、その思いは強いです」とツアー史上2組目の姉妹Vを見据えていた。