米女子プロゴルフツアーの最終予選会を14位で突破し、来季の出場資格を得た畑岡(17)=茨城・ルネサンス高3年=が9日、学校がある茨城・大子町役場を初訪問。来季コンビを組むキャディーの最有力候補に、豪州人のアンドリュー・シューディン氏が挙がっていると明かした。
最終終予選会(QT)でキャディーを務めた、アマチュア日本代表ヘッドコーチのガース・ジョーンズ氏(45)=豪州=の紹介でQT会場で知り合った。リオ五輪ではミンジー・リー(20)=豪州=のバッグを担いだ実績もあり「英語を覚えるためにも。ガースさんの知り合いで安心だし、経験豊富なキャディーさんなので、やっていただけたら」と起用の理由を語った。
最終予選会後、親交があり、ヒーロー・ワールド・チャレンジで優勝した松山英樹(24)と連絡を交換。畑岡は「お互いに『おめでとう』と送り合いました」と笑った。9日午前は登校して授業を受けた。来年2月26日の卒業式は米ツアーのホンダLPGAタイランドと日程が重なり、欠席の方向。「できれば1勝して、賞金ランク80位以内に入ってシードを取れるように頑張ります」。NASAが世界に羽ばたく準備は着々と進んでいる。(榎本 友一)