女子プロゴルフツアーの13年賞金女王・森田理香子(26)=リコー=が11日、東京・新宿区の小田急百貨店新宿店ハルクでウェア契約するアンパスィのトークショーに出席。集まった約40人のファンとパターレッスンなど約1時間の交流を楽しんだ。
トークショーの冒頭で「1年間ご声援ありがとうございました。悪い時も良い時もずっと一緒にいて下さるのがうれしいです」とファンに感謝した。13年のブランド立ち上げから契約するアンパスィのウェアについては「ストレッチがきいて、動きやすくて機能性がすごくいいです」とPR。この日午前には来年春夏のウェアの撮影も行い「今年はフルーツ柄が多かったですが、来年は猫の柄が多い。私はズボンが好きなんですが、来年はスカートもいっぱいはこうと考えています」と明かした。
抜群の飛距離と美しいスイングが武器だが、今季はアプローチに苦しみ賞金ランク69位で7年間守った賞金シードを喪失。来季の出場権をかけた最終予選会も79位に終わり、来年は下部のステップアップツアーが主戦場だ。ツアーは主催者推薦など最大でも10試合程度となる。「来年は常に上を見てやりたい。ここまで落ちちゃうと辞めたいと思うだろうけど、バネにしてやりたいです」と前を向いた。
13年に23歳で賞金女王になった後、師匠の岡本綾子から「技術と精神力がかみ合ってないから、これから苦労する」と予言を受けていたことも告白。「当時は何を言ってるのかと思っていましたが、今は突き刺さる言葉。本当に重い言葉でしたね」と振り返った。
年内はスポンサーのコンペなど仕事が多忙で、年明けから本格的に来季へ向けて始動予定だ。締めのあいさつの途中で、女性ファンが涙する姿を見てもらい泣き。「今年はファンの方も疲れたと思います(笑)。大変な1年でした。もう…。皆さんが応援してくれるのに、辞められないと思いました」と現役続行を約束し、再起を誓った。