◆米男子プロゴルフツアー ソニーオープン第２日（１３日、米ハワイ州ワイアラエＣＣ＝７０４４ヤード、パー７０）
２１位で出た松山英樹（２４）＝ＬＥＸＵＳ＝は４バーディー、１ボギーの６７で回ったが、通算７アンダーで２４位に後退した。過去４度出場で一度も最終日に進めていない苦手の大会。第３ラウンド（Ｒ）でスコアを崩した１５年大会の悪夢を払拭できるか。前週優勝のジャスティン・トーマス（２３）＝米国＝が６４で回り１７アンダーで単独首位。
苦手コースで松山が持ちこたえた。インから出てパットが決まらず１７番でボギー。１８番で取り返すと、後半はアイアンショットがさえた。１、３、７番はいずれも４メートル以内につけバーディー。順位は２４位に後退したが「３つ伸ばせたのは良かった」と前向きだった。
過去４回出場で３回予選落ち。１５年は６９位で通過したが第３Ｒで７８位に後退し「７９人以上が決勝Ｒに進んだ場合、最終Ｒには７０位タイまでしか進めない」という規定で、最終日はプレーできなかった。２年ぶりに出場した今年は自身初の２日連続６０台をマークし「もっといけたところはたくさんあったけど（内容は）良かった」と手応えを得た。
個人戦では直近６戦４勝＆２位が２回と絶好調だが、今年は８２人が決勝Ｒに進出。７０位までは４打差と気の抜けない状況で「まだ伸ばせる。乗っていきたい」と気合を入れた。