世界ランク5位・松山、1位デー次第で日本男子初1位の快挙


 米男子ゴルフのジェネシス・オープンは16日(日本時間同日深夜)から4日間、米カリフォルニア州のリビエラCCで行われる。世界ランク5位の松山英樹(24)=LEXUS=は14日、会場内で記者会見に臨んだ。世界ランクトップ10のうち8人が集う今大会で優勝すれば、日本男子初の世界ランク1位になる可能性も出てきた。

 松山は、世界のトップ8人が集う今大会で日本人初の2戦連続Vを果たせば同1位のデーの成績次第で、日本男子初の同1位になる可能性がある。予選Rで松山はデーとの直接対決となるが「そのことは知っている。もし達成できれば目標がひとつクリアできる。それが今週じゃなくても、いいプレーをした結果がそうなればうれしい」と話した。

 男子の世界ランクは1986年4月に創設され、日本男子過去最高位は87年の中嶋常幸の4位。大会の格に応じてポイントが配され、出場選手のレベルによってもポイントは追加される。2006年2月から制度化された女子で、宮里藍が日本人唯一の世界ランク1位となっている。前週、ロサンゼルスで休養した松山は「ここ数か月のヒデキのプレーは素晴らしい」とデーからの賛辞を伝え聞くと、「そう言ってもらえるのはうれしい。もっといいプレーができれば面白い」と気持ちを高ぶらせていた。

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