横峯さくら、メジャー初戦を3差発進!


 第1ラウンドが行われたが、強風のため競技が順延され、約50選手が競技を終えられなかった。横峯さくら(31)=エプソン=は2アンダー70で回って、野村敏京(24)=フリー=と並び、首位と3打差の暫定8位につけた。5アンダーでカリーヌ・イシェル(フランス)が暫定首位。宮里藍(31)=サントリー=は2オーバー74で暫定80位と出遅れた。日本ツアーで2年連続賞金女王のイ・ボミ(28)=延田グループ=は9ホールを終えた時点で1アンダー。

 苦しんだ分、喜びも格別だった。最終9番。約2メートルのバーディーパットを沈めた横峯は、ニッコリ笑って歓声に応えた。2アンダーで首位と3打差の暫定8位発進。「ボギーなしで回ることができて良かった」と満足そうに語った。

 第1組で、日の出時刻の約40分後の午前7時15分にスタート。コース到着時の練習場はまだ暗く、普段通りの練習はできず。準備不足の影響もあってか、序盤はショットが乱れた。出だしの10番ではラフ、バンカーと渡り歩いたがパーセーブ。18番パー5では第1打を池に入れたが、4メートルのパーパットをねじ込んだ。グリーン上でのしぶとさが光った。

 今季、米ツアーには3試合に出場し58位が最高。慣れ親しんだ日本ツアーでも2試合に出場したが、予選落ちと27位に終わっている。巻き返しに向け「明日も一つずつやっていきたい」と意欲を語っていた。

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