◆米男子プロゴルフツアー チューリッヒ・クラシック第2日(28日・米ルイジアナ州TPCルイジアナ)
11位で出た松山英樹(25)=LEXUS=と谷原秀人(38)=国際スポーツ振興協会=組は1イーグル、5バーディー、1ボギーの66で回り、通算9アンダーで首位と6打差の23位に後退した。各自のボールをプレーし良い方のスコアを記録するフォアボールで行われ、松山のイーグルなどでV圏内に踏みとどまった。ヨナス・ブリクスト(スウェーデン)、キャメロン・スミス(オーストラリア)組が15アンダーで単独首位。
松山がイーグルで流れを変えた。谷原が1番でチャンスを逃し、4番はそろってショットが乱れてボギーと苦しい展開。だがパー5の7番で、松山が残り200ヤードの第2打を7アイアンでピン上5メートルに乗せてイーグル。拳を握った松山に谷原が「よく流れを変えたな。元気出して行こう」と声を出し、空気が変わった。
続く8番から谷原、松山、谷原と交互にバーディー。12番は松山がチップショットをねじ込み、13番はそろって精度の高いショットを披露して連続で伸ばした。一時は予選通過圏外に落ちたが、トップと6打差の23位。「3日目に3打差くらいにできれば、最終日が楽しみになる」と松山。第3日は1つのボールを交互に打つフォアサムで行われる。