◆女子プロゴルフツアーメジャー第1戦ワールドレディス サロンパスカップ練習日(2日、茨城・茨城GC西C=6670ヤード、パー72)
新たな韓流美女がベールを脱いだ。韓国ツアー3勝で「セクシークイーン」の呼び名で抜群の人気を誇るアン・シネ(26)=NOW ON=が2日、大会会場入り。10番からの9ホールの練習ラウンドなどを行い、日本ツアーデビュー戦の目標を「トップ10に入りたい」と掲げた。
昨年の日本ツアー最終予選会で45位となり、今季の出場資格をつかんだ。4、5日の予選ラウンドは松森杏佳(21)=スターツ=、日本ツアー2勝の比嘉真美子(23)=フリー=と同組。第1ラウンドは午前8時18分にティーオフする。「とてもドキドキ、ワクワクしています。日本ではルーキーシーズンなので、新しい気持ちを持って挑んでいきたい。今大会はトップ10には入りたい」と意気込んだ。
165センチ、53キロで、すらりと伸びた長い足で抜群のプロポーションを誇る。韓国ツアーの広報モデルも務めた美女。この日は、豊かな胸など体のラインが強調された上下黒のウェアを着用し、多くの日本のメディアを引き連れて歩いた。「両側に木が生い茂っていてフェアウェーが狭く、グリーンも小さくてこんもりしているので、正確性を問われると思う。きっちり計算していきたい」とコースの印象を語った。
10年に韓国ツアーで2勝し、賞金ランク3位。15年のメジャー、韓国女子プロ選手権を制した。グリーン周りの小技が武器で「(世界屈指の飛ばし屋)レキシー・トンプソン(米国)みたいに飛距離が出るわけではないので、正確性を見てもらいたい。1つ1つ丹念にプレーして、そういうところを皆さんに見てもらえたら」と自らPRした。
日本ツアー参戦を決意した背景を「申ジエさんやイ・ボミさんは韓国でも活躍して、日本でも活躍しているので目標になっています。私のおばさんが日本に長く住んでいて、日本語を流ちょうに話すのを見てあこがれた」などと説明した。「(韓国ツアーなどとの掛け持ちで日本ツアーは)8試合くらいしか出られないので、ぜひシード権を獲得して来年も参戦したい。日本語もいま勉強中です」とほほ笑んだ。