川岸史果、2位後退も最終日トンプソンと同組に「ワクワクしている」


ホールアウト後、岡山(左)と握手を交わす川岸

ホールアウト後、岡山(左)と握手を交わす川岸

 ◆報知新聞社後援 女子プロゴルフツアーメジャー第1戦ワールドレディス サロンパスカップ第3日(6日、茨城・茨城GC西C=6670ヤード、パー72)

 単独首位で出た川岸史果(22)=加賀電子=は前半に3つ落としたが、後半はボギーなしで1打差の2位。最終日は同い年で、初日から熱望していた世界ランク5位のトンプソンとの同組が決まり「ワクワクしている。(飛距離対決は)ところどころで挑みたい」と今季米ツアー2位の平均276・02ヤードを誇る飛ばし屋に対抗心を燃やした。

 自身も「怪物」と呼ばれた男子ツアー通算6勝の父・良兼(50)から譲り受けた270ヤードの飛距離が武器。その迫力にドライバーショットを打つ度にどよめきが起き、17番の第1打では301ヤードをかっ飛ばした。優勝で20年までのシード権を得た場合、米ツアー挑戦を検討している川岸には絶好の相手となる。最終日最終組は今季早くも3度目。過去2戦は首位で出るも初Vを逃しており「追いかける方がやりやすい。貴重な経験を楽しみたい」。5日から観戦に来ている父の前で、三度目の正直を狙う。(浜田 洋平)

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