谷原秀人、原田真由美キャディーと“幼なじみタッグ”再結成で渡英


羽田空港から欧州ツアーのBMW選手権の行われるイギリスへと出発した谷原秀人(右)と原田真由美キャディー

羽田空港から欧州ツアーのBMW選手権の行われるイギリスへと出発した谷原秀人(右)と原田真由美キャディー

 男子プロゴルフで日本ツアー14勝の谷原秀人(38)=国際スポーツ振興協会=が21日、初出場する欧州ツアーのBMW選手権(25~28日・ウェントワースC)へ向けて渡英した。同郷の原田真由美キャディーとの気心の知れた“幼なじみタッグ”再結成で、世界の強豪が集う欧州ツアー屈指のビッグトーナメントに挑む。

 同じ広島・尾道市出身で7歳で知り合った2人は、この日早朝の羽田空港で合流。谷原は「元々、(日本ツアーの)ミズノオープンに出たら今年もお願いをしていたので。同じ週のこの大会で、久しぶりに組むことになりました」と、原田キャディーとの再結成の理由を説明した。

 谷原は、東北福祉大の後輩・松山英樹(25)=LEXUS=と組んで出場した5月初めの米ツアー、チューリッヒクラシック後に帰国。年明けから9試合の海外転戦の疲労による首痛で、日本ツアーの日本プロ選手権日清カップヌードル杯は欠場を余儀なくされた。その後、約2週間でケアや静養して回復に努めた。

 BMW選手権は、世界トップが集う欧州ツアー屈指の大会だ。日本ツアー屈指のパット巧者は欧州ツアーの年間ポイントレースで13位につけており、初めて出場権を獲得した。「コースはまだ行ってみてからですけど、一度は出てみたいなと思っていた大会なので。ヨーロッパツアーで、一番大きな大会なので楽しみですね」とうなずいた。今大会の目標については、原田キャディーを見ながら「(昨年7月、最後にコンビを組んで予選落ちした)全英オープンのリベンジじゃぁ~っ!」と広島弁を交え、笑顔で予選突破を掲げた。

 昨年5月のミズノオープンでは、グリーン上のラインの読みを確認し合うなど、原田キャディーとの息の合ったコンビで8年ぶりの全英切符を獲得した。「1年ぶりに、自分の成長した姿を見せたいですね」と谷原。原田キャディーも「それは私もです」と、笑顔で互いに意気込みを口にした。

 谷原は現在、世界ランク56位。21日付(日本時間22日)の世界ランクで、60位以内なら2年連続2度目の全米オープン(6月15~18日・エリンヒルズGC)切符を獲得できる。「いま僕にできるのは、5人以上に抜かれないように祈るのみです」と幸運を祈った。

 昨年の日本プロ優勝で、日本ツアーでは21年までの5年シードを保持する。当面の今季目標については「(自身初の同一年の海外メジャー)4つ出るのもそうですし、アメリカも取れたら面白いな、と思ってやっています」。進境著しい38歳は世界をまたにかけ、日米欧3ツアーでのシード権同時獲得の偉業を目指していく。

最新のカテゴリー記事