チャン・キムが通算15アンダーでツアー初V!「ぽっちゃり王子」古田幸希が自己最高6位に


 ◆報知新聞社特別協力 男子プロゴルフツアー ミズノオープン最終日(28日、岡山・JFE瀬戸内海GC=7404ヤード、パー72)

 上位4人が海外メジャー第3戦、全英オープン(7月20~23日・ロイヤルバークデールGC)切符を獲得する大会の第最終ラウンドは夏晴れの下、終了した。

 単独首位で出た飛ばし屋のチャン・キム(米国)が5バーディー、1ボギーの68で回り、通算15アンダーでツアー初優勝を飾った。マイケル・ヘンドリー(ニュージーランド)が5打差の2位。アダム・ブランド(豪州)は7アンダーの3位。昨年大会覇者の金庚泰(韓国)、W・J・リー(韓国)が6アンダーの4位。世界ランクの差で金庚泰が全英切符を獲得した。

 「ぽっちゃり王子」の異名を持つ古田幸希は、4アンダーで自己最高の6位に入った。薗田峻輔、宮里優作選手会長、宮本勝昌は3アンダーの9位。ミズノ所属で、アイドルグループ「℃―ute」の鈴木愛理の父・鈴木亨は2アンダーの16位。前週、ツアー初優勝を飾った今平周吾、ミズノ所属で15年大会覇者の手嶋多一らは1アンダーの21位。12年賞金王・藤田寛之は2オーバーの35位。小平智は6オーバーの50位。ミズノ契約の川岸良兼は8オーバーの56位で終えた。

 また、宮里優作は次週までの賞金ランク2位以内が確定し、2年連続3度目の全英オープン出場が決定した。既に日本勢では松山英樹、池田勇太、谷原秀人も全英切符を手にしている。

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