宮里藍、06年からの“恋人”にサプライズ誕生日


ホールアウトし、専属キャディのミック・シーボーンさん(左)とハグする宮里藍

ホールアウトし、専属キャディのミック・シーボーンさん(左)とハグする宮里藍

 ◆女子プロゴルフツアー サントリーレディス第3日(10日、兵庫・六甲国際CC=6538ヤード、パー72)

 今季限りでの引退表明後、初の試合となった宮里藍(31)=サントリー=は71で回って通算1アンダー、50位から33位に浮上した。体調不良の影響で大会前の2週間、練習ができない“ハンデ”を抱える中、スコアを伸ばした。

 10日は藍の専属キャディー、ミック・シーボーンさん(英国)の51歳の誕生日だった。米ツアーに主戦場を移した2006年から11年にわたりタッグを組んできた。14年に1度コンビを解消した時期があったが、その後“復縁”したベストカップルだ。

 感謝の思いを込めたバースデーチャージのプレゼントを贈りたいところだが、もどかしい一日に終始した。夜は家族や親しい関係者と一緒に、サプライズのプチパーティーを予定。何も知らないシーボーンさんは「本人からプレゼントはもらっていないよ(笑い)」とジョークで会場を後にした。苦楽を共にしてきた仲間とも、現役最後のシーズンを戦っている。(高木 恵)

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