藍、最終日バーディー発進!“国内ラストラウンド”にギャラリー殺到


1番、2打目を放つ宮里藍

1番、2打目を放つ宮里藍

 ◆女子プロゴルフツアー サントリーレディス最終日(11日、兵庫・六甲国際CC=6538ヤード、パー72)

 肌寒い曇天の下、今季限りの引退を表明後、初戦となるサントリー所属で33位の宮里藍が、午前8時45分にスタートした。

 国内ラストラウンドとなる可能性もあり、日曜日で早朝から多くのギャラリーが殺到。7時半過ぎに水色のウェアに白いショートパンツ姿の藍が姿を現すと、練習場では黒山の人だかりができ、同9時現在で観客数は5331人に上った。

 この日同組で回る、成田美寿々やイ・ナリ(韓国)と笑顔であいさつを交わすなど、リラックスした表情で準備を進めた。9時37分に宮里が486ヤードの1番パー5のティーグラウンドに上がると、盛大な拍手と「藍ちゃん、頑張れ~っ!」という大声援がわき起こった。

 ギャラリーの注目を浴びながら、ドライバーでのティーショットはフェアウェー真ん中へ。フェアウェーウッドでの第2打は右ラフへ。ウェッジでの第3打は、バックスピンをかけてピン奥1メートルへつけた。2日連続のバーディースタートに割れんばかりの大喝采。藍は冷静に左手を挙げて応えた。

 2番はパーで、同ホールを終えて通算2アンダーの30位となっている。

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