鈴木愛、賞金ランクトップのキム・ハヌルとの差を「ちょっとでも詰められたら」


練習ラウンドの18番グリーンでアプローチを放つ鈴木愛

練習ラウンドの18番グリーンでアプローチを放つ鈴木愛

 女子プロゴルフツアーのセンチュリー21レディスは21日から3日間、滋賀・瀬田GC西Cで行われる。前週の全米女子オープンに出場した賞金ランク2位の鈴木愛(23)=セールスフォース=は20日、練習ラウンド9ホールで最終調整。今週は約1000万円差で賞金ランクトップのキム・ハヌルが休養しているため「ハヌルさんが休みなので、ちょっとでも差を詰められたら」と気合を入れた。

 全米女子オープンは85位で予選落ちと不本意だったが、渡米前に出場した6月のアース・モンダミンカップ以来の今季3勝目を挙げれば、賞金1440万円を獲得して一気にトップ立つ。「前半戦をここまでいいところで終えられると思っていなかった。もうちょっと優勝して、賞金女王になりたい気持ちが出てきた」。時差ボケもなく、本来の実力が発揮できそうだ。

 8月には全英リコー女子オープン(3~6日、英国キングスバーンズ・リンクス)を控えるため、休養する週をつくる予定。「休む試合が多くなるし、賞金女王になるには痛い試合数になる。今週がすごくキーポイント。海外で勉強してきた分を生かせたら」。2013年の森田理香子以来の日本人賞金女王へ、後半戦も勢いを見せる。

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