【全英オープン】松山、通算2アンダーで14位「ショットが不安定だった。それに尽きる」


通算2アンダーで14位に終わった松山(ロイター)

通算2アンダーで14位に終わった松山(ロイター)

 ◆男子ゴルフ海外メジャー第3戦 全英オープン最終日(23日、英国・サウスポート、ロイヤルバークデールGC=7156ヤード、パー70)

 7打差5位で出た松山英樹(25)=LEXUS=は3バーディー、2ボギー、1トリプルボギーの72で回り、通算2アンダーの14位で終えた。得意のショットが乱れ、日本男子初のメジャー制覇はお預けとなった。

 「全英屈指の難しいスタートホール」と呼ばれる1番パー4で、痛恨のトリプルボギーが響いた。3ウッドでのティーショットを右へOB。打ち直しの第3打は3ウッドでフェアウェーに運び、第4打はグリーン左手前バンカーへ。第5打は5メートルオーバーし、ダブルボギーパットはカップ左にけられた。ホールアウト後「(1番の第1打は)いい感じで振ったつもりが球が曲がってしまった。(全体的に)ショットが不安定だった。それに尽きる」と悔しがった。

 初日から首位を走ったジョーダン・スピース(23)=米国=が1イーグル、4バーディー、5ボギーの69で回り、通算12アンダーで初優勝。15年のマスターズ、全米オープンに続くメジャー3冠を獲得した。8月の全米プロ(10日開幕・クウェイルフォローC)ではキャリアグランドスラムに挑む。マット・クーチャー(39)=米国=が3打差の2位となった。

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