石川遼の弟・航、進学校3年も「大学には行かない…ゴルフで上を目指したい」


雨の中、笑顔でプレーする石川航は、首位と4打差の13位タイ(カメラ・小林 泰斗)

 ◆ゴルフ日本ジュニア選手権 男子15~17歳の部第1日(16日、埼玉・霞ケ関CC東C、参加116人(男子12~14歳の部、女子12~14歳の部、15~17歳の部=霞ケ関CC西C、参加55人、54人、69人)

 男子15~17歳の部が20年東京五輪の開催コースで行われ、石川遼(25)=カシオ=の弟の航(わたる、17)=県浦和高3年=が4バーディー、6ボギーの2オーバー73で回り、首位と4打差13位と好発進。卒業後はプロゴルファーを目指し、男子ツアーの出場権を懸けた来年の予選会に挑戦したい考えを明かした。唯一アンダーパーの2アンダー69をマークした平本世中(せいちゅう、17)=厚木北高3年=が単独首位。

 全長7466ヤードの東京五輪コースで、2年連続出場の石川が成長を見せつけた。17番パー4。残り117ヤードからウェッジでの第2打をピン左奥1メートルにつけて伸ばした。兄とうり二つの美しいスイングを披露し「最近よく練習していたウェッジで、しっかり取れたのがうれしいです」と笑顔がはじけた。

 西Cで行われた昨年大会は77、77の101位で予選落ち。身長も飛距離も伸びた今年は断続的に雨が降る中、大会史上最長コースで粘り強くプレー。「雨で余計に距離が長くて9、12、18番のパー4は2オンが難しかった」とボギーを反省。それでも「世界トップの人たちは、しっかりバーディーを取ってくるんだろうな」と、3年後の夢舞台を想像しながら笑顔で回った。

 埼玉県内有数の進学校の3年生。次週は日本ツアーのRIZAP・KBCオーガスタ(24日開幕、福岡・芥屋GC)に主催者推薦で出場する。卒業後の進路については「まだ分かりませんが」と前置きした上で「大学には行かないでゴルフで上を目指したい。来年の予選会を受けたいと思っています」と希望を口にした。首位と4打差。07年大会覇者の遼に続く史上初の兄弟Vも射程に入るが「一打、一打に集中したい」と気負いはない。(榎本 友一)

 ◆石川 航(いしかわ・わたる)2000年2月23日、埼玉・松伏町生まれ。17歳。父・勝美さんと兄の影響で5歳でゴルフを始め、県浦和高2年時に埼玉県ジュニア選手権優勝、埼玉県ゴルフ選手権優勝、関東高校ゴルフ選手権優勝。国体6位。得意クラブはドライバーで平均飛距離260ヤード。ベストスコアは63。170センチ。血液型O。家族は両親と兄、姉。

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