丸山茂樹、石川遼にエール「何かのきっかけでかみ合う」


丸山茂樹ジュニアファンデーションの表彰式で中学男子優勝の小林大河君(中央)と記念撮影した丸山茂樹(右)

丸山茂樹ジュニアファンデーションの表彰式で中学男子優勝の小林大河君(中央)と記念撮影した丸山茂樹(右)

 米男子ツアー3勝の丸山茂樹(47)=セガサミーHD=が21日、千葉・平川CCで「第14回ジュニアファンデーションゴルフ大会」を開催。米ツアー先駆者として松山と石川の今季を総括し、エールを送った。石川に対しては「彼ももうプロ10年目ですから、悪い時もあるでしょう」と話した。最終戦で7戦ぶりに予選突破を果たし「ショットの調子は良さそうだし、飛距離も出ていた。何かのきっかけでかみ合うと思う。2日間60台でつないでいけば上位にも入れる」と入れ替え戦での奮起を期待した。

 日本人初のレギュラーツアーのポイント&賞金ランク1位の松山については「POシリーズもあるけど、ここを評価してほしいよね。僕は彼が今季の1位だと思います」と称賛した。優勝争いの末5位だった全米プロで、松山が号泣したことについて「あそこまでの感情表現をしたのは並大抵じゃないなと感じた。底抜けの貪欲さがある」とメジャー初制覇への執着心に感心していた。

 ◆ツアー復帰へ左手手術告白

 丸山は今月12日、左手親指付け根付近のカテーテル手術治療を受けたことを明かした。約1時間40分で毛細血管を取り除き「ようやく爪が切れたり、ボタンをとめたり日常生活に不自由がなくなりました」と告白。週2回のトレーニングは継続も「ゴルフはまだ(左手に負担の少ない)ベースボールグリップでしかできない」という。「ずっと解説しているのも寂しい。まともに振れるようになったら」と来年以降のツアー復帰を見据えていた。

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