片岡大育、伊能忠敬の子孫キャディーがまさかの“OB”で祝杯お預け…連覇でリベンジ狙う


笑顔でラウンドした片岡

笑顔でラウンドした片岡

 男子プロゴルフツアーのトップ杯東海クラシックは28日から4日間、愛知・三好CC西C(7325ヤード、パー72)で行われる。2週連続V&大会連覇を狙う片岡大育(だいすけ、28)=Kochi黒潮CC=が27日、プロアマ戦で最終調整。前週の最終日は帰りの交通渋滞などで優勝を祝えず。今週は愛知で有名な台湾料理店・味仙で祝杯をあげる。

 通算3勝目の喜びも一瞬だった。最終日は伊能恵子キャディー(48)の運転で千葉のコースから羽田空港へ向かったが、高速道路は大渋滞。千葉出身の伊能さんは一般道に降りて自信満々に裏道に入ったものの、気づけば雑木林の中だった。

 目の前は行き止まりで、タイヤが縁石にハマるなど踏んだり蹴ったり。「おっちょこちょいですよね(笑い)。午後7時の飛行機には間に合わなかった」。江戸時代の測量家、伊能忠敬の子孫がまさかの“歩測違いでOB”。新幹線で帰阪し、大阪の自宅に着く頃には日付が変わっていた。

 昨年大会では、激辛ラーメンが名物の大好きな味仙でお祝いした。「名古屋と言ったら味仙。(優勝して)また行きたい」。大会史上初の連覇への道は、もう迷わない。(浜田 洋平)

最新のカテゴリー記事