◆女子プロゴルフツアーメジャー第３戦 日本女子オープン第１日（２８日、千葉・我孫子ＧＣ＝６７０６ヤード、パー７２）
アマチュアの平岡瑠依（るい、１７）＝大阪学芸高３年＝が５バーディー、ボギーなしの５アンダー６７で首位と２打差の暫定３位発進。昨年大会、畑岡奈紗（１８）＝森ビル＝の１７歳２６３日のＶを超える、１７歳２４６日での史上最年少メジャー制覇を狙う。韓国の金楷林（２８）＝ＬＯＴＴＥ＝が７アンダー６５で同首位。日没サスペンデッドで６０人が競技を終えられなかった。
平岡の名前はサッカー元日本代表ＭＦラモス瑠偉氏に由来する。「大和魂を持った子に育ってほしい」という願いから、サッカー経験のない父が命名した。最近ゴルフを始めた妹・凜乙（りお）ちゃん（７）は元日本代表ＤＦ闘莉王（Ｊ２京都）から名付けられた。ラモス氏、闘莉王ともブラジル出身で日本国籍を取得し“日本出身者より日本人らしい”というのが理由だ。
ナショナルチーム選抜歴のない平岡だが「将来は世界で勝ちたい」と“大和魂”を背負う。最終日の１０月１日は妹の８歳の誕生日で、「いい日にしたい」と優勝で祝福する。
◆平岡 瑠依（ひらおか・るい）２０００年１月２８日、大阪・和泉市生まれ。１７歳。４歳でゴルフを始め、１２年関西中学新人戦Ｖ。世界ジュニアは１６年２位、１７年３位。６月のニチレイレディスでローアマ獲得（３５位）。ドライバーの平均飛距離は２３０ヤード。目標は不動裕理。好きな食べ物は焼き肉。家族は両親と妹。１５７センチ、６４キロ。