ヒデキがヒデキにエール 松井秀喜氏が松山英樹に「このまま世界のトップを走り続けて」


ラウンド後、松山英樹は松井秀喜氏(右)と握手(カメラ・高木 恵)

ラウンド後、松山英樹は松井秀喜氏(右)と握手(カメラ・高木 恵)

 ◆米男子ゴルフ米国選抜―世界選抜対抗戦 プレジデンツカップ 最終日(1日、米国ニュージャージー州・リバティーナショナルGC7328ヤード、パー71)

 メジャーリーグのヤンキースで活躍したニューヨーク在住の松井秀喜氏(43)が来場。テレビ番組の取材で、松山英樹(25)=LEXUS=を追った。

 2012年の引退から5年がたった今もなお、松井氏の人気は絶大。ニューヨーカーから「マツ~イ!」「ヒデキ~!」「ヤンキース!」とひっきりなしに声援がとんだ。「近くで『ヒデキ』って呼ばれると、俺じゃないよね? って。下手に手なんか振ってね、『おまえじゃねえよ』とか言われたらいやなので気をつけました」と笑わせた。

 2009年のワールドシリーズでMVPに輝いている松井氏は、世界で活躍するアスリートとしての共通点について問われると「僕は世界で活躍していないんで」と謙遜。「彼は本当にトップの中のトップですから。同じ日本人として、ファン心理としてね、ただ応援したくなるっていう。ただそれだけです」と話した。

 ゴルフ観戦は初めてという松井氏は、間近で松山のプレーを見届け「同じ日本人として誇りに思う。このまま世界のトップを走り続けて欲しい。スポーツ選手は体調管理が大変ですけど、気をつけていただきたいなと思います」。ヒデキがヒデキにエールを送った。

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