松山2アンダー23位、首位に6差も「かなり悪い」


 ◆米男子プロゴルフツアー CIMBクラシック第1日(12日、マレーシア・TPCクアラルンプール)

 日本勢唯一出場で、今季初戦の松山英樹(25)=LEXUS=は4バーディー、2ボギーの2アンダー、70で首位と6打差の23位発進となった。キャメロン・スミス(豪州)が8アンダーで単独首位。78選手が出場し、予選落ちなしで争われる。

 灼熱(しゃくねつ)のアジアで米ツアー本格参戦5年目のシーズンが幕を開けた。松山はフェアウェーを外したのは1ホール、パーオンを逃したのも3ホールしかない。得意のショットで見せ場を作りながら、グリーン周りで苦戦。首位と6打差に「優勝には(通算)20アンダー以上に持っていかないと話にならないので、2アンダーはかなり悪い」と唇をかんだ。

 5年連続出場。15年5位、昨年2位となった好相性大会だけに「いいものはなかった。(パットは)運良く入ったものばかり」と悔しさがこみ上げた。2週前からこじらせた風邪が完治していない。「今の自分の状態ではかなり厳しいが、切り替えてやりたい」と練習場へ。予選落ちのない大会で尻上がりにパットの調子を上げて、追い上げる。

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