丸ちゃん長男・奨王19位で日本人初親子マスターズ出場ならず「来年また挑戦」


丸山奨王はホールアウト後、キャディーと記念撮影

丸山奨王はホールアウト後、キャディーと記念撮影

 ◆男子ゴルフ アジア・パシフィック・アマチュア選手権 最終日(29日、ニュージーランド・ロイヤルウェリントンGC=6845ヤード、パー71)

 【ウェリントン(ニュージーランド)29日=榎本友一】米ツアー3勝の丸山茂樹の長男・奨王(しょうおう、17)=キャンベルホールスクール=は3バーディー、2ボギーの70で回り、通算1オーバーの19位。日本初の親子2代でのマスターズ出場へ向け、来年の再挑戦を宣言した。首位で出た林ギョクキン(中国)が65で回り、14アンダーで初優勝。来年4月のメジャー、マスターズと同7月の全英オープン出場権を獲得した。

 丸山は熱が下がりチャンスを連発も5メートル前後のバーディーパットを決めきれず19位のまま。米国生まれ米国育ち。初日2位発進で注目を浴びたが「今は親の七光りでしかない」と足元を見つめた。次戦は11月に米国のジュニア大会に出場。「マスターズにはいずれ出たいと思うので、来年また挑戦したい」。来年8月にはゴルフの名門UCLAへ進学予定。メジャー切符獲得への挑戦は続く。

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