マークセン、今季4勝目で賞金王確定


今季4勝目で賞金王を確定させたP・マークセン

今季4勝目で賞金王を確定させたP・マークセン

 ◆男子プロゴルフシニアツアー 富士フイルム選手権最終日(4日、千葉・ザ・カントリークラブ・ジャパン)

 2位から出たP・マークセン(51)=フリー=が67で回り、通算11アンダーで今季4勝目を飾り、賞金王を確定させた。2打差の2位は2日目首位の崎山武志(54)=アビバHD=。3位タイは通算7アンダーのG・マイヤー(56)=パールCC=と室田淳(62)=長寿の里=。

 マークセンは、初日から悩まされたせきと喉の痛みに耐え優勝を飾った。大会期間中、励ましてくれたのは息子のアイスさん(22)。「『僕が一緒だよ』と言ってくれた。お父さんの優勝はうれしかったと思うよ」と笑みを浮かべた。

 首位に1打差の2位でスタートし、1番ミドルでバーディー。あっさり追いつくと、後は勝利への一人旅。18番ロングでは第2打の後、テレビカメラに向かって、指を4本突き出した。

 「今季4勝目が確実だったからね。今日は4アンダーで回れば優勝だと思っていたが、5アンダーでうれしい」。優勝賞金1400万円を加え、獲得賞金総額は6895万円。昨季から2年連続の賞金王を確定させた。

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