【日本S】賞金トップ小平まさかの出遅れ26位 美保夫人、歩いて18ホール応援も…


 ◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー 今季メジャー最終戦・日本シリーズJTカップ第1日(11月30日、東京・東京よみうりCC=7023ヤード、パー70)

 まさかの出遅れだ。賞金ランクトップの小平は9番で右バンカーからの第2打を目の前の木に当て、第3打もグリーンに乗らず。ピン奥約6メートルから3パットで、昨年10月以来のトリプルボギー。4オーバーの26位で「何もいいところなく一日が終わった」とうつむいた。

 今季フェアウェーキープ率は65・38%(ツアー2位)だが、この日は42・86%で30人中25位。ラウンド直後は「真っすぐ行かない。原因は分からない」と練習場に直行してドライバーを握った。3月に結婚した08年賞金女王の妻・古閑美保(35)も18ホールを歩いて応援。12番でギャラリー観戦区域の左ラフから、第2打をグリーンに乗せると「よし! ナイスー!」ともり立てた。

 「ポジティブに考えたら先週より3打いい。だいたい原因は分かったので、それを試したい」。前週は初日7オーバーの101位から、残り3日間で15打も伸ばして通算8アンダーで8位。持ち前の爆発力で逆転を狙う。(浜田 洋平)

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