優作の妻・紗千恵さん「選手会長になって優しさがより増した感じ」逆転賞金王に感激


JTカップを手に笑顔の宮里優作

JTカップを手に笑顔の宮里優作

 ◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー 今季メジャー最終戦・日本シリーズJTカップ最終日(3日、東京・東京よみうりCC=7023ヤード、パー70)

 選手会長の宮里優作(37)=フリー=が13年大会に続く2度目の優勝を果たし、初の賞金王に輝いた。妻・紗千恵さんが感激の手記を寄せた。

 今日は強くなったなぁ、と安心して見ていました。選手会長になって優しさがより増した感じがします。昨秋に他界した、応援団長だった私の父のことも大事にしてくれて。

 今大会前に2人で父のお墓参りに行って、夫は墓前で長い時間手を合わせていましたね。

 07年10月28日の結婚から10年。本当にスイート10になりましたね。

 選手会長になって1年目の去年は、こんなに家に居ないのか、とビックリしました。それでも、名古屋市の近くの大会では子供たちと夜ご飯を一緒に食べたりしてくれて。家庭では、基本的に無口で子煩悩な良きパパです。宿題と忘れ物をしなければいいよ、という甘いお父さんですね。

 今年のお正月、沖縄に帰省した時に観光名所の玉泉洞に行って。長男・優吾(5)と初めて金色のニシキヘビを首に巻いて記念写真を撮ったんです。まさかそれが賞金王につながるなんて(笑い)。来年もまた巻きに行かないといけないですね。(妻・宮里 紗千恵)

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