石川遼会長“ゲストファースト”!プロアマ戦でレッスン、男子ツアー人気再浮上へ


石川遼

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 今年から就任した日本ゴルフツアー選手会の石川遼会長(26)=カシオ=が、主催者やスポンサー企業関係者と選手が大会前にラウンドするプロアマ戦の価値を高めるため、シニアツアーを参考にする考えを持っていることが22日、分かった。“ゲストファースト”の姿勢で、プレー中にアマチュアにレッスンを行うなど楽しんでもらうのが狙い。「自分の色を出したい」と語る新会長の“改革第1案”となりそうだ。

 石川は「企業のトップの方が集まるプロアマ戦をもっと生かしたい。シニア(ツアー)の方にアドバイスをいただきたい」と語った。50歳以上が戦うシニアツアーは、14年以降4年連続で試合数増(18年は19試合)と盛況。参考にしたい点はプロアマ戦でのレッスンだという。「経験が豊富だから(教え方が)うまいというのもある」。シニアツアーでは、同組のアマに教えながら回るなどしている。

 同ツアーを主管する日本プロゴルフ協会の倉本昌弘会長(62)、活躍する中嶋常幸(63)らの考えも吸収するつもりだ。「(プロからの)ワンポイントアドバイスでも喜んでもらえる。そういう姿勢を共有したい」。男子ツアーは今年、4年ぶりに試合数が減少した(1減の25試合)。再浮上に向け、コツコツと改革を進める。

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