米男子プロゴルフツアー日本人最多5勝で、世界ランク6位の松山英樹(25)=LEXUS=が23日、出場登録していた3月1日開幕の世界選手権シリーズ、メキシコ選手権(チャプルテペックGC)への出場を取りやめたことを所属するマネジメント会社が発表した。
松山は今月初めのフェニックス・オープンの第1ラウンドで左手親指付近を痛めて、第2ラウンドのスタート前に途中棄権。その後、一時帰国して病院で検査や治療などを受けていた。
同社によると、左手の状態に関しては順調に回復しているという。ただし、4月の海外メジャー初戦、マスターズ(5~8日・米ジョージア州オーガスタナショナルGC)に万全を期したいという本人の考えもあり、来週のメキシコ選手権は欠場するという判断に至った。
注目の次戦については、今後の回復具合を見極めながら慎重に検討する予定という。日本男子悲願のメジャー制覇へ向け、今は万全の状態を取り戻すことに全力を注ぐ。