◆米男子プロゴルフツアー アーノルド・パーマー招待 第1日(15日・米フロリダ州ベイヒルクラブ)
早朝組が第1ラウンドをスタートし、開幕した。左手親指付近の負傷から約1か月半ぶりの復帰戦の松山英樹(26)=LEXUS=は、大会史上最多8勝のタイガー・ウッズ(42)=米国=と同組で10番から午前8時23分にスタートした。前半9ホールでハイレベルな競演を見せて松山は1イーグル、1バーディー、1ボギーの2アンダー、ウッズは3バーディーの3アンダーでともに上位で折り返した。
元世界ランク1位で16年大会覇者のジェイソン・デー(豪州)も含めた大会最注目組は、早朝から大ギャラリーを引き連れた。松山は憧れのウッズと米ツアーでは今年1月以来3度目となる同組対決。574ヤードの12番パー5で松山は1メートル、ウッズは3メートルのパットを沈めてバーディーを先行させた。
ウッズは続く13番も5メートルをねじ込んで伸ばし、松山は15番で初ボギー。だが、511ヤードの16番パー5で第1打で316ヤードをかっ飛ばし、ピン下4メートルへ2オンさせてイーグル。348ヤードのビッグドライブを放ったウッズは、2メートルのバーディーパットを沈めて伸ばした。
1番から第1組で出た小平智(28)=Admiral=は13番まで終えて3バーディー、4ボギーの1オーバーとなっている。