松山、優作倒し白星スタート!ボギーなし「だいぶ戻ってきそうな感じはある」


 ◆米男子プロゴルフツアー世界選手権シリーズ デル・マッチプレー第1日(21日、米テキサス州オースティンCC)

 1次リーグ(L)第1戦が行われ、5組の松山英樹(26)=LEXUS=は2アンド1で宮里優作(37)=フリー=を下して白星スタートとなった。16組の池田勇太(32)=フリー=はロス・フィッシャー(英国)に2アンド1で勝ち、14組の小平智(28)=Admiral=はラファエル・カブレラベロ(スペイン)に2アンド1で敗れた。1次Lは出場64選手が4人ずつの16組に分かれ、それぞれ総当たりで対戦。各組の1位が決勝トーナメントに進む。

 仲のいい東北福祉大の先輩との公式戦初対戦で復調へのきっかけをつかんだ。松山は7バーディー、ボギーなしと上々の内容。パットがさえて6バーディーを奪った日本の賞金王を相手に、7番以降11ホールで7バーディーを重ねての逆転勝ち。「久々にアイアンショットが良かったし、満足度は結構高い」と松山も納得の表情だった。

 2ダウンで迎えたパー3の7番だ。第1打を1・5メートルにつけてのバーディーで反撃開始。9番(パー4)は第2打をピン右30センチにピタリ。11番からは3連続バーディーで、1アップで迎えた17番(パー3)は1打目を2メートルにつけて沈め、試合を決めた。「最後の4ホールくらいは本当にいい勝負だった」と振り返った。

 左手の故障から復帰して2戦目。ボギーなしの白星発進に「だいぶ戻ってきそうな感じはある」と手応え。「1日だけかもしれない。つかみつつあるものをしっかりものにできるようにしたい」とうなずいていた。

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