ヤオが比嘉とのPOを制し2勝目 美人プロ三浦桃香は終盤崩れ10位


 ◆女子プロゴルフツアー アクサレディス宮崎 最終日(25日、宮崎・UMKCC=6505ヤード、パー72)

 10位から出た台湾のフェービー・ヤオが7バーディー、1ボギーの66で回り、通算12アンダーで並んだ比嘉真美子とのプレーオフに突入。3ホール目でバーディーを奪い、14年のフジサンケイレディスクラシック以来、4年ぶりの2勝目を挙げた。

 勝みなみ、森田遥、渡辺彩香、酒井美紀、韓国のユン・チェヨンが通算9アンダーで3打差の3位。

 首位スタートの美人プロ三浦桃香は3バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの75とスコアを3つ落とし、通算7アンダーの10位に終わった。先週のTポイントレディスでは初めて最終日最終組を回ったが、77と崩れ、22位と完敗。先週の苦い経験を教訓としてプレーし、さらに地元・宮崎の大声援を受け、残り3ホールまで首位と1打差と優勝争いを演じていたが、16番でボギー、17番でダブルボギー、18番でボギーをたたき、終盤に大失速。1988年のツアー制度施行後としては宮里藍、佐伯三貴が持つ日本人最少記録のプロ転向4戦目の「最速V」の偉業を逃した。「先週の最終日最終組は私には場違いでした。宮崎の皆さんの応援のお陰で、先週に比べれば、まともなゴルフが出来ましたが、最後は力尽きました。そんなに簡単には勝てませんね」と笑顔を見せながら、爽やかに潔く話した。

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