キム・ハヌル 大会連覇へバンカー警戒


ワールドレディスサロンパスカップの概要発表会見でラウンドしたキム・ハヌル(大会提供)

ワールドレディスサロンパスカップの概要発表会見でラウンドしたキム・ハヌル(大会提供)

 女子プロゴルフツアーのメジャー第1戦、ワールドレディスサロンパスカップ(5月3~6日・茨城GC西C、報知新聞社後援)の概要発表会見が10日、同GCで行われた。昨年大会覇者で韓国のキム・ハヌル(29)=HITE JINRO=も18ホールをラウンドし「バンカーが難しかった。絶対入れないようにしたいです」と警戒を強めた。同コースは昨秋に砂の入れ替えを行っており、目玉になりやすいのが特徴。「コースは素晴らしいコンディション。私もいいプレーをお見せします」と大会連覇を誓った。米ツアーを主戦場としている畑岡奈紗(19)=森ビル=も初出場する。

 昨年大会は合計で大会史上最多の4万1484人が来場。今年は4日間全て祝日と日程にも恵まれ、日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長は「アクセス最高! とっても見やすい! 今年も記録を更新したいと思います」と大ギャラリーの来場を呼びかけた。

 大会期間中は中野晶、服部道子の両プロが注目組に密着して解説を行う「解説ツアー」(各日2回、先着25人ずつ、2500円)を実施。隣接する東コースでは「プレイパーク」を設置し、バンカーでの砂遊びやパッティングコンテストなど家族で楽しめるイベントも実施する。

 主催する日本テレビでは2500枚のドローン画像と最新3D技術を駆使してコースを立体的に表現。テレビ解説には2008年賞金女王の古閑美保さんらを起用する。実成俊也統括プロデューサーは「古閑さんは(夫の)小平プロとマスターズに行っていましたので、イメージは十分だそうです。『しゃべりたくてウズウズしている』と言っていましたので、ご期待ください」と話した。

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