石川遼は2位後退「最終日はパッティングに懸けたい」


2番、バーディーパットを外しパーとし、険しい表情を見せる石川遼

2番、バーディーパットを外しパーとし、険しい表情を見せる石川遼

 ◆男子プロゴルフツアー 東建ホームメイトカップ第3日(14日、三重・東建多度CC名古屋=7081ヤード、パー71)

 熊本地震から2年のこの日は、選手会長の石川遼(26)=カシオ=の発案で全選手が熊本県花のリンドウをモチーフにしたピンバッジをつけてプレー。首位から出た石川は72で10アンダーの2位に後退した。

 今大会で予選落ちした弟・航(日体大1年)が応援したが、ショット、パットともに精彩を欠いて72で2位に後退した。1番で4メートルのバーディーパットがカップに蹴られて流れをつかみ損ねると、4番と18番ではともに池に入れてボギー。「6番(チップインバーディー)で一瞬流れが来たと思ったが、続かなかった。最終日はパッティングに懸けたい」と、気持ちを切り替えた。熊本復興への取り組みについては、「必要な物資を送るなど、支援をしたい」と語った。

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