選手会長・石川遼、一歩及ばず2位


16番、バーディーパットを沈め、ガッツポーズを見せる石川遼

16番、バーディーパットを沈め、ガッツポーズを見せる石川遼

 ◆男子プロゴルフツアー 東建ホームメイトカップ最終日(15日、三重・東建多度CC名古屋=7081ヤード、パー71)

 選手会長として国内開幕戦に臨んだ石川遼(26)=カシオ=は、3バーディー、2ボギーの70で通算11アンダーの2位に終わった。優勝した重永が73と伸ばせなかったが、第3日終了時にあった4打差を1打差に縮めたものの、一歩及ばなかった。

 石川は「最終ホールまで分からない戦いだったと思う」と振り返り「終盤にショットが良くなったので来週にも収穫になった」と前向きに語った。16番で6メートルのバーディーパットを決めると豪快なガッツポーズも飛び出し、最後までギャラリーを盛り上げた。

 選手会では、開幕前の10日に総会を開いた。「試合が始まってからは集中できる環境にあったので、特に変わりはなかった」と石川。新たな試みとして行ったピンフラッグの販売は好調で「たくさんの方に持って頂きました。すごくうれしい。存在を知ってもらうことが大事だと思う」と一定の手応えを得た。開幕戦を終えての一選手、会長としてのそれぞれの自己採点は「両方100点です。会長としては、これ以上できない。選手としても、今の100%を出した」とうなずいた。

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