◆女子プロゴルフツアー メジャー第1戦 ワールドレディスサロンパスカップ第2日(4日、茨城・茨城GC西C)
新人の小祝さくら(20)=ニトリ=が3バーディー、2ボギーの71で回り、通算2アンダーで首位に3打差の3位に浮上。通算3勝の畑岡奈紗、同1勝の勝みなみ、新垣比菜(ともに19)がそろう黄金世代の一員が、2015年の田仁智(チョン・インジ)の20歳273日を上回る20歳21日の大会最年少優勝を目指す。同世代で第1ラウンド首位の三浦桃香(19)=フリー=は76と崩れ2オーバー21位。
ブレイク中のアイドル系プロ・三浦が改めて抜群の存在感を示した。好天に恵まれたゴールデンウィーク。この日の観衆は1万2597人。スタジオアリス女子オープン最終日(7687人)を4910人上回り、今季ツアー最多。今大会の第2日としても史上最多の盛況となった。特に第1R首位の三浦、韓国の人気選手のイ・ボミ、ツアー屈指の飛ばし屋の渡辺の組には大ギャラリーが集結。スコアを4つ落とし、21位に後退したものの、華やかなウェアで観衆を魅了した三浦は「多くの方々に応援してもらえると気持ちが上がります」と笑顔で話した。プレー後、サインに応じた三浦の元にはファンが一気に押し寄せ、大会関係者が大慌てとなるひと幕もあった。