◆女子プロゴルフツアーメジャー第1戦 ワールドレディスサロンパスカップ第3日(5日、茨城・茨城GC西C=6715ヤード、パー72)
21位から出た19歳のアイドル系ルーキー三浦桃香(19)は、メジャーならではの難しい設定を2バーディー、4ボギーの74で回り、通算4オーバーの14位に浮上した。「コースも難しいし、ショットも曲がったけど、耐えられた」と前向きに話した。
好天のゴールデンウィーク。茨城GCには昨年の第3日を2787人も上回る1万607人の大ギャラリーが詰めかけた。三浦は、白地に黒のボーダー柄シャツに赤いミニスカートの華やかなウェアで登場。1番パー4では、169センチの長身を生かし、いきなりドライバーショットで280ヤードかっ飛ばした。58度のウェッジで放った残り82ヤードの第2打は右8メートルとピンに絡めることはできなかったが、左に曲がる難しいバーディーパットをジャストパットでねじ込んだ。同組の金井智子、イ・ミニョンもスタートホールでそろって“おはようバーディー”。大歓声を浴びた。
しかし、その後はドライバーショットが曲がり、耐えるゴルフが続いた。「4ホールも林に入れた。林好きな日でした」と苦笑いしながら第3ラウンドを振り返った。最終日(6日)に向けては「アンダーパーで回りたい」ときっぱり。今季、3度目のトップ10入りに意欲を見せた。
昨季韓国女子ツアーの賞金女王のイ・ジョンウンが通算5アンダーで首位。4打差の2位に昨季日本ツアー賞金女王の鈴木愛と、韓国の実力者の申ジエが続く。