首位イ・ジョンウン“V率75%”に自信…韓国ツアー4勝中3度が逃げ切り


ホールアウトし、健闘をたたえ合う(左から)鈴木、イ・ジョンウン、比嘉真美子

ホールアウトし、健闘をたたえ合う(左から)鈴木、イ・ジョンウン、比嘉真美子

 ◆女子プロゴルフツアーメジャー第1戦 ワールドレディスサロンパスカップ第3日(5日、茨城・茨城GC西C=6715ヤード、パー72)

 2打差2位から出た昨季日本ツアー賞金女王の鈴木愛(23)=セールスフォース=は2バーディー、4ボギーの74で通算1アンダー。2位をキープしたが、首位から出て72で回った昨季韓国賞金女王イ・ジョンウン(21)とは4打差となった。この日の直接対決では完敗した鈴木はホールアウト後、真っ暗になるまで練習を続け、大逆転優勝へ強い意欲を示した。2009年米ツアー賞金女王の韓国・申ジエ(30)=スリーボンド=も2位。最終日最終組は日米韓の賞金女王対決となる。

 イ・ジョンウンが“V率75%”に自信を見せた。2番で15メートルのロングパットをねじ込み、72の5アンダーで首位を堅守。韓国ツアー4勝中3度が最終日に追われる展開だったため「逃げ切るのは肯定的に思ってプレーしている」と慣れた顔だ。15年大会の田仁智(韓国)以来2人目の日本メジャー初参戦初Vに王手。日米韓の女王対決に「本当に熾烈(しれつ)。ものすごい戦いになる」と不敵に笑った。

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