石川遼選手会長、改革プラン“ゴルフ巡業”


プロアマ戦の7番、ティーショットを放つ石川遼

 日本ゴルフツアー選手会が7、8月のツアーの空き週を利用して、大相撲を参考にした“巡業”を行うことが8日、分かった。複数の関係者によると、広島、岡山、新潟を候補地としており、全て2日間(プロアマ、本大会を1日ずつ)の開催で賞金も発生する。今季就任した石川遼選手会長(26)=カシオ=の改革プランの一つ。普及を目的とし、10~20人のプロの参加が見込まれている。

 男子ゴルフ界活性化へ―。大相撲の巡業を参考に“遼改革”が進行している。7月第2週に広島と岡山、8月上旬には新潟に出向き、地域密着の大会を行うものだ。初日は地元関係者とのプロアマ大会&パーティー、もう一日はスコアを競い、賞金を懸けた本大会でプロが真剣勝負を繰り広げる。関係者は「ジュニアレッスンなども開催して、ゴルフの裾野を広げていく狙いがある」と説明した。

 巡業で回るプランの県は、今季レギュラーツアーが開催されない地域でもあり、地元ファンにとってはハイレベルな技を生で見る貴重なチャンスとなる。本場所以外で力士が取組を披露し、地域と触れ合う巡業の“ゴルフバージョン”といえそうだ。

 石川会長は1月の就任時に「うちの地方にもプロゴルファーが来てほしいという声も多いんです」と話していた。岡山は07年マンシングウェアKSBカップで自身が15歳245日の世界主要ツアー最年少優勝を果たした思い出の地でもある。

大会増につなげる 日程面では、ツアーは7月5~8日の長嶋茂雄招待セガサミーカップから、同26日開幕のISPSハンダマッチプレー選手権(1、2回戦)まで余裕がある。例年、試合の空き週はそれぞれで調整していたが、今回は中堅、若手選手を中心に各大会10~20人の参加が見込まれている。

 さらに、年末には埼玉、来年は長野などで開催する計画も浮上しており、注目される。今季の男子ツアーは昨年比1減の25試合。女子の38試合に大きく水をあけられている。“未来のツアー”を実現するため、種をまいて活動していく。

 ◆広島、岡山、新潟での男子ツアー 広島では07年までウッドワンオープン広島が開催。岡山は08年まで行われたマンシングウェアKSBカップのほか、昨年までミズノオープン(今季は茨城)が開催されていた。新潟では04年までサトウ食品NST新潟オープンという大会があったが、05年以降はない。

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