50歳・谷口徹が大会最年長V「調子が悪かったので優勝はないと思っていた」


優勝杯(左)と文部科学大臣杯(右)を前にVサインする谷口徹。通算6アンダー、プレーオフを制し大会史上最年長優勝を飾った(カメラ・今西 淳)

優勝杯(左)と文部科学大臣杯(右)を前にVサインする谷口徹。通算6アンダー、プレーオフを制し大会史上最年長優勝を飾った(カメラ・今西 淳)

 ◆男子プロゴルフツアーメジャー第1戦 報知新聞社後援 日本プロ選手権最終日(13日、千葉・房総CC房総ゴルフ場=7324ヤード、パー72)

 50歳の谷口徹が藤本佳則との雨中のプレーオフを制した。18番パー5で繰り返し行われた2ホール目。パーとした藤本に対し、谷口は5メートルのバーディーパットを沈めて、勝負を決めた。50歳92日での優勝は、96年大会の尾崎将司の49歳109日を超える大会最年長Vとなった。

 1打差の5アンダー3位に、稲森佑貴、B・ジョーンズ、グリフィン(ともにオーストラリア)が入った。宮里優作は70と伸ばしたが4アンダー6位で連覇ならず、石川遼は72で3オーバーの34位だった。

 谷口の話「来た時から調子が悪かったので優勝はないと思っていた。次のホールに行ったら負ける可能性があるので。(最後のパットは)あまり読み過ぎないように、しっかり打てればいいなと思っていたら入ってくれた」

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