月イチ更新の目標はどこへやら・・・。すっかり季刊誌ならぬ”季刊コラム”になってしまった、このニュージーランド情報。すっかりご無沙汰ですが、皆様如何お過ごしでしょうか。
実は先日仕事で日本へ行ったのですが、毎日とーっても暑かったですねぇ。丁度、近所の軽井沢で高ゴ連の関東大会が開催される頃だったのですが、「本当にこの気温の中、しかも担ぎでゴルフやるの?」っていうぐらいの猛暑でした。避暑地軽井沢なんていうのは遠い昔の話、今では当たり前のように30℃超えてますから。まぁ、それでも都心よりは、だいぶ涼しいのでしょうね。
その関東大会の結果を確認したのは、ニュージーランドに戻ってからですが、
無事にトーナメントが終了したようで良かったです。選手の皆さんはもちろん、運営側の関係者様も、熱中症対策ほんとうにご苦労様でした。
さて、ご存知の通り、ニュージーランドは季節が日本とは真逆ということで、朝晩冷え込む日がまだまだ続いています。でも、ここランギオラでは日中15℃前後まで気温が上がりますし、快晴の日が多いので、ゴルフ環境としてはなかなか快適なんです。
この冬は5ー6月の7週間、アメリカの大学に進学した桃花(長女)が、夏休みを利用してニュージーランドへ帰ってきました。まぁ、夏休みといっても、実質ゴルフ合宿の為に帰ってきたようなものだったのですけど。
わざわざ、夏の南カリフォルニアから真冬のニュージーランドに帰ってくるなんて・・・、ホームシック?もしかして・・、と思いましたが、アメリカではニュージーランドのようには自由に練習出来ない、というのが一時帰国の理由だったようです。
6月の下旬には桃花はアメリカへ戻り、8月末に新学年が始まるまで、各地を転々としながらトーナメントをプレーする予定だそうです。丁度、今週バンクーバーでプレーしたカナダ女子アマ選手権では、14位タイでフィニッシュすることができました。世界のトップアマが集まる大会で、ニュージーランド合宿の成果が少しは出せたのかなと思います。
せがれの一磨は、今はサッカーシーズンの真っ最中。ゴルフのほうはボチボチという毎日なのですが、NZゴルフ連盟の強化キャンプなどには相変わらず招集されています。先日のキャンプで、8月下旬に香港で開催されるジュニア・アジアパシフィック選手権へ派遣されることが告げられたので、親としては、もうそろそろゴルフに本腰を入れて欲しいと思っているのですが、これがなかなか・・・ですね。
そんな”のらりくらり”のせがれに比べて、一生懸命ゴルフに取り組んでくれているのが、現在JGNZのプログラムに参加してくれている、ゆうき君(17歳)とリオンさん(18歳)。ゆうき君は、地元のランギオラ高校へ通う一磨の同級生。ゴルフは、グリップの握り方からスタートした全くの初心者です。この冬の終わりにはクラブコンペにデビューできるように、現在、週に3回ゴルフの練習に励んでいます。
リオンさんは、この春に日本の高校を卒業して、1週間ほど前にニュージーランドに到着。ゴルフ留学の期間は、来年3月までの9カ月間。9月のNZ U19、11月のNZアマチュア、来年3月のNZストロークプレーなど多くのトーナメントに遠征・挑戦していく予定です。
そしてもう一人、来週からは11歳のけいじ君がプログラムに参加してくれることになっています。ええ、11歳、小学校6年生です。しかも今回1人でニュージーランドへ来るというのですから、本当にびっくり。JGNZ最年少記録を大幅に更新です。((笑)
ということで、8月のニュージーランドゴルフキャンプは賑やかになりそうです。ゴルフキャンプの様子は、ほぼ毎日ブログで紹介していますので、是非見てみてくださいね。
最後になりましたが、今年もゴルフ報知ジュニアゴルフ大会の季節になりました。今の暑さがひと段落して、快適なゴルフ日和になるといいですね。
ゴルフ報知ジュニアは、親御さんが観戦できる、日本では数少ないジュニアトーナメントだと聞いています。ゴルフ場での1日を、是非ご家族で楽しんで欲しいと思います。ジュニアのみんなは、自分のゴルフを笑顔でプレーしてください。ニュージーランドから応援していますよ。
◆小堀亮三
1966年生まれ、神奈川県出身。中央大学仏文科を3か月で中退後、オフロードバイクのレースに参戦するために単身渡米、その後10年に渡り住み続けることとなる。UCSD卒業(カリフォルニア大学サンディエゴ校)。ニュージーランドの広大なオフロードトレイルライディングに魅せられ、2007年、妻、娘(当時8歳)、息子(当時5歳)の家族4人でニュージーランドへ移住し1年と半年後に永住権を取得。ふとしたきっかけでニュージーランドがゴルフ天国であることにも気づき、自身もどっぷりとはまり腰を痛めることに。今はゴルフに熱中する子ども達をサポートするかたわら、ジュニアゴルフNZを運営。
職歴 オフロードバイク業界でイベント企画運営をメインに輸入卸売、コラム執筆等、多岐に渡り30年。が、ゴルフに熱中する子ども達の影響と数々の幸運な出会いにより、一念発起、50歳でジュニアゴルフNZを開業する。現在はバイクとゴルフ2足の草鞋を履き、日本とニュージーランドを行ったり来たりの生活を送っている。
活動拠点 ニュージーランドでは南島のランギオラ。日本では群馬県の浅間高原、北軽井沢
趣味 家庭菜園とブログの更新(http://juniorgolfnewzealand.blog.jp)