◆米男子プロゴルフツアー 第100回全米プロ選手権第2日(10日、米ミズーリ州ベルリーブCC、7316ヤード=パー70)
第2ラウンド(R)は途中まで行われたが、雷雨による中断の末、サスペンデッドが決まった。第2R残りと第3Rは3日目の11日に行われる。
初日16位スタートだった松山英樹(26)=LEXUS=は10ホールを終えて3バーディー、2ボギーの通算3アンダー、暫定23位でこの日の競技を終えた。後半10番、3メートルのパーパットを成功させ、11番へ移動中に雷雲接近により競技は一時中断となった。その後、会場には大雨が降り続き、約2時間後にサスペンデッドとなり、コースを後にした。
緑のシャツで登場した松山は3番パー3で1メートル半を決めてバーディーを先行させた。6番パー3で第1打を左奥のラフにこぼし、ボギーとしたが直後に取り返した。7番では2メートルを決め、バーディーを奪うと、8番パー5では2オンに成功し、15メートルから2パットで連続バーディー。しかし、9番で12メートルから3パットのボギーをたたいた。
2日目終了時点で66で回ったウッドランドが10アンダーで暫定首位。64のキズナーが9アンダーで同2位につけた。全米オープン2連覇のケプカ(いずれも米国)が63で回り、8アンダーの同3位とした。
日本勢は9ホール終了の池田勇太(32)が4アンダーの同16位で最上位につけた。68で回った小平智(28)は1アンダーの同49位となり、予選通過に前進した。12ホール終了の今平周吾(25)は3オーバーの同100位と苦戦している。71の時松隆光(24)は4オーバーの同111位と予選落ちが確実となった。12ホール終了の宮里優作(38)も11オーバーの同152位と苦戦を強いられた。