◆男子プロゴルフツアー フジサンケイクラシック 第3日(1日、山梨・富士桜CC=7566ヤード、パー71)
最終組がハーフターン。首位から出た星野陸也(22)=フリー=が前半9ホールを4バーディー、2ボギーの33で回り、通算8アンダーとして2位に4打差をつけてトップを快走している。186センチの長身を生かし、標高1000メートル以上のコースで約350ヤードのビッグドライブを連発。未知数の潜在能力を持つ若手が、念願のツアー初優勝に向けて突き進んでいる。
4打差2位に9ホール消化の今平周吾(25)=フリー=と16ホールまで消化した韓国の金庚泰(31)=新韓銀行=が続く。
超変則スイングを持ち味とする韓国の崔虎星(44)=フリー=は前半でスコアを4つ落とし、3位から21位に急落した。先週のRIZAP KBCオーガスタでツアー初優勝を飾った出水田大二郎(25)=TOSS=は9ホールを消化し、通算7オーバーの62位と苦戦している。
5月30日の日本ツアー選手権森ビル杯で招待客に不適切な対応をしたとしてツアー出場を自粛し、先週のRIZAP KBCオーガスタから復帰した片山晋呉(45)=イーグルポイントGC=は2試合連続で予選落ち。選手会長の石川遼(26)=カシオ=は体調不良のため欠場している。