NSWジュニアチャンピオンシップの長いドライブから無事生還して、トーナメントの緊張とドライブの疲れから解放され、少し気の抜けた週末を過ごすと、日常の生活が戻ってきました。3週間の学校の休みの間はトーナメントを含め、娘にとってはゴルフ一色の生活でしたが、学校が始まるとそうはいきません。ゴルフに費やせる時間はググッと減ってしまいます。娘が通っている学校は家から十キロほどのところにあるセント スティーブンス カレッジという私立の小中高一貫校。私立なのでまあまあゴルフのトーナメントのための欠席は多めに見てくれるとはいえ、10年生にもなると休んでしまうとその後勉強についていくのが大変みたいです。
オーストラリアもホームスクール(通信教育)で勉強する子供たちが結構普通にいて、スポーツに専念したい子供たち、宗教的理由、学校が嫌、他にも特別大きな理由がなくてもホームスクールで勉強しているという話を聞くことも多い。知り合いのジュニアゴルファーも何人かはホームスクールで勉強しています。自分の都合のいい時間に自分で計画を立て勉強できるシステムはジュニアゴルファーにとっては大変魅力的だし、私も娘が望むなら是非是非ホームスクールで勉強させて、ゴルフの練習に費やす時間を増やしたいところなんですが、何故か娘は学校が大好き。高校まで勉強した記憶がほとんどない私とは違って、勉強もそこそこ頑張っている。なので、あまり強くは言えないんですが・・。(まあ、学校の勉強ではなく友達との関係が好きなんだと思いますが。(^^;;)
いつもは学校が3時過ぎに終わり、学校周辺の渋滞に巻き込まれながらゴルフ場に着くのは毎日4時ごろ。そこから夜7時まで約3時間の練習。練習終わって家に帰り、晩御飯食べてそこから宿題やらレポートやらの勉強が始まって、ベッドに入るのは夜中になってから。寝るのが大好きな娘にはちょっと辛いスケジュールです。まあ、日本の子供たちもみんなそんな感じなんでしょうが、これがホームスクールだったらもっと時間を有効に使えて、もう少し娘も楽にゴルフに打ち込めるんじゃないかと思うんですが・・。ゴルフと勉強の両立はなかなか大変ですね。
さて、普段の学校の生活に戻って、最初の週末の土曜日にゴルフクイーンズランドのジュニアスクワッドトレーニングがありました。 クイーンズランドのあちこちから選ばれたジュニアがブリスベンの練習場に集まってショット、パター、チッピング、フィジカルトレーニングなどを半日ここで一緒に行います。場所は比較的最近オープンしたブリスベン空港のすぐ隣にあるゴルフセントラルブリスベン。ドライビングレンジ、パターグリーン、チッピングスペースなどを備えた施設でカフェやゴルフショップ、パットパットミニゴルフ、テーラーメイドパフォーマンスラボという最新のフィッティングスペースもあってなかなかオシャレな練習場。そして何と言っても私にとっての最大の魅力は、隣にある大きなアウトレットモール!(≧∇≦)親父にしては珍しくショッピング好きの私にはたまらない、半日のトレーニングの間の時間つぶしにはもってこいの環境!早速掘り出し物見つけに行ってきます!
◆肥後 正史(ひご まさふみ)
1969年8月10日生まれ 来年で半世紀を迎えます!(笑)高校時代はサヨナラの場面で三振しましたが一応甲子園球児(汗)その後大学野球のため渡米しテキサスの大学で在学中全米準優勝を経験、当時は野茂さんも未だメジャーデビューしておらず、白人至上主義のテキサスでは人種差別を受けながらも日本人プレーヤーとして日本の野球を伝える。遠征ではKKK(クー・クラックス・クラン)にも行ったり、乱闘試合を3度体験(2度は私が理由…)
帰国後は出身地鹿児島の総合商社に入社、在籍中豪州に駐在。
その後日本に帰国しテックス インターナショナル エージェンシーを設立、野球用品 Team TIAを立ち上げ現在に至る。
娘の莉音が4年前からゴルフをはじめ夫婦で娘のゴルフ活動をサポート
今年の8月からは Evolve Athlete Academy(EA2)という現役ゴルファーの親が、親の目線で運営する「アスリートの将来に役立つ」ゴルフアカデミーを設立。http://golf.teamtia.co.jp自分が経験した海外スポーツ体験を生かし、より多くの日本人アスリートに国境、言葉のハンディを超えて、将来に役立つより良い経験をしてもらう為のサポートをする。