■ 10月7日(金) 最終日
快晴のこの日、最後の巻き返しで上位を狙った日本代表でしたが、コース特有の風に苦しみ、最後まで満足なプレーをすることができなかった。その中、大澤優(17)と伊波川彩奈(14)は大会期間中の自己ベストをマークし、それぞれ順位を上げた。
優勝は男子総合では、J・アームストロング(豪)がこの日3オーバー、トータル1オーバーで優勝。女子総合はタイのV・オランキックンチャイが単女通じて唯一のアンダーパーのトータル3アンダーで優勝した。各国男女代表2名の合計スコアで競う団体戦でもタイが8オーバーで優勝、日本は41オーバーで10位タイとなった。
(豪州小早川)
<最終日成績表>
1st | 2nd | 3rd | FR | (現在の順位) | (現在の順位) | |||
選手名 | 部門 | 10月4日(火) | 10月5日(水) | 10月6日(木) | 10月7日(金) | TOTAL | 年齢別 | 総合 |
伊波川 彩名 | 15才女子 | 77 | 77 | 77 | 74 | 305 | T6 | T13 |
石川 聖奈 | 16才女子 | 83 | 70 | 80 | 81 | 314 | T25 | T25 |
栗原 悠宇 | 15才男子 | 77 | 74 | 82 | 78 | 311 | T45 | T45 |
大澤 優 | 17才男子 | 78 | 76 | 75 | 74 | 303 | T18 | T18 |
※PAR72
※各部門別の詳しい順位表は、JNJGのオフィシャルページ(JNJGで検索)からご覧頂けます。
■ 10月6日(木) 第3日
ここ数日で最も暑くなったこの日、日本選手にとって苦しいラウンドとなりました。
「とにかくショットの調子が良くなかった」「最後までショットが曲がる原因が分からず、どうしてよいのか分からなくなった」「パットが全然入りませんでした」と、感想はうまくいかなかった言葉ばかりとなった。
早朝、ドアをノックする音が聞こえ、出るとハワイチーム監督のノーマン・アサオ氏が。
「朝ごはんを作るから食べに来い」と誘ってくれた。ノーマンさん、実は、ハワイのゴルフ場で長年シェフとして活躍し、選手を連れての遠征時には必ず料理を作るとのこと。
チャーハン(にんにくたっぷり)、ベーコンとスクランブルエッグのシンプルなものでしたが、「美味しい」と選手はお代わりしていました。
<第3日成績表>
1st | 2nd | 3rd | FR | (現在の順位) | (現在の順位) | |||
選手名 | 部門 | 10月4日(火) | 10月5日(水) | 10月6日(木) | 10月7日(金) | TOTAL | 年齢別 | 総合 |
伊波川 彩名 | 15才女子 | 77 | 77 | 77 | 231 | T7→ | T17↓ | |
石川 聖奈 | 16才女子 | 83 | 70 | 80 | 233 | 9↓ | 22↓ | |
栗原 悠宇 | 15才男子 | 77 | 74 | 82 | 233 | T4↓ | T38↓ | |
大澤 優 | 17才男子 | 78 | 76 | 75 | 229 | 20↓ | T28↓ |
※PAR72
※各部門別の詳しい順位表は、JNJGのオフィシャルページ(JNJGで検索)からご覧頂けます。
■ 10月5日(水) 第2日
早朝のスタートのため、クラブハウスのレストランオープンに合わせ、午前6時にヴィラを出発。
選手は、毎日レジストレーション(選手登録)し、当日のスコアカードとピンシート受け取る。
栗原悠宇君(15)が首位に!この日74と15歳の部でベストスコアをマークした栗原君が2位と4打差をつけ、同部門のトップに立った。
「昨日より風がなく、セカンドショットの距離が読めたのがよかった」と振り返りながらも「もう少しパットが入れば」と悔しそう。
「明日はマネジメント!」と栗原君。「1オンが可能な距離の短かいパー4のホールも無理に狙わずフェアウエーに置くようにします」と作戦を練っていた。
<第2日成績表>
1st | 2nd | 3rd | FR | (現在の順位) | (現在の順位) | |||
選手名 | 部門 | 10月4日(火) | 10月5日(水) | 10月6日(木) | 10月7日(金) | TOTAL | 年齢別 | 総合 |
伊波川 彩名 | 15才女子 | 77 | 77 | 154 | T7 | T16 | ||
石川 聖奈 | 16才女子 | 83 | 70 | 153 | T4 | T14 | ||
栗原 悠宇 | 15才男子 | 77 | 74 | 151 | 1 | T15 | ||
大澤 優 | 17才男子 | 78 | 76 | 154 | T16 | T27 |
※PAR72
※各部門別の詳しい順位表は、JNJGのオフィシャルページ(JNJGで検索)からご覧頂けます。
■ 10月4日(火) 大会初日
大会初日は、平均風速10メートルと台風並の強風が吹き荒れるなか、日本の4選手は元気にスタートしました。
本大会は、1組に男女各2人が入る組み合わせが恒例となっています。異なる国の男女が同組でプレーすることは、子供達同士が会話する機会を増やす良いシステムだと思います。
<第1日成績表>
1st | 2nd | 3rd | FR | (現在の順位) | (現在の順位) | |||
選手名 | 部門 | 10月4日(火) | 10月5日(水) | 10月6日(木) | 10月7日(金) | TOTAL | 年齢別 | 総合 |
伊波川 彩名 | 15才女子 | 77 | 77 | T9 | T3 | |||
石川 聖奈 | 16才女子 | 83 | 83 | T27 | T10 | |||
栗原 悠宇 | 15才男子 | 77 | 77 | T21 | 2 | |||
大澤 優 | 17才男子 | 78 | 78 | T26 | T16 |
※PAR72
■ 10月3日(月)公式練習日
思ったよりかなり寒い!南半球のオーストラリアは春。今日の気温は最高22℃。ゴルフには絶好の気候ですが、ここハンターバレーはとにかく風が強い。この日も朝から平均8㍍の強風が吹き、アドレスも決まらない状態。「ティーショットのとき、風で体が前に振られました!」と苦笑いの悠宇くん。
出場の手続き(レジストレーション=選手登録)を済ませ、「ロングドライビングコンテスト」に参加。
午後6時からクラブハウスの外庭で行われたオープニングセレモニーでは、オーストラリア各州及び各招待国が国旗を持ち入場。日本チーム入場の際、一段と大きな拍手が送られていた。
■ 10月2日(日)オーストラリア到着
午前10:15分、シドニー空港に到着。
ピーター・ハインツさんとしゅりさん夫妻が空港で出迎えてくれました。ピーターさんはPGAオーストラリアの終身会員で、世界のメジャートーナメントなどで競技委員として活躍されています。しゅりさんもオーストラリアLPGAのメンバーで主にシドニーで子供達にレッスンを行ったり、豪州のゴルフ事情を多くのメディアでレポートするなど国内外で活動されています。