石川遼、プロ初Vの大会でジワリ浮上 ジャンボは今季4度目の棄権


10番、大勢のギャラリーが見守る中、ティーショットを放つ石川遼

10番、大勢のギャラリーが見守る中、ティーショットを放つ石川遼

 ◆男子プロゴルフツアー マイナビABC選手権 第2日(26日、兵庫・ABCGC=7217ヤード、パー72)

 10年前の2008年、最終日18番でウォーターショットを決めプロ初優勝を飾った石川遼(27)=カシオ=は10番からスタートし、前半を2バーディー、1ボギーの35でスコアを1つ伸ばし、通算2アンダーで28位から23位に浮上。先週のブリヂストンオープン4位と上り調子の選手会長はさらに上位を目指して、後半に向かった。

 首位は13ホールを消化し、通算10アンダーとしたオーストラリアのブレンダン・ジョーンズ(43)=キャロウェイゴルフ=。首位スタートの学生プロ小木曽喬(21)=福井工大4年=が7ホールを消化し、1打差の2位に続く。

 永久シード選手の尾崎将司(71)=セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ=は5番ホール終了後、腰痛のため途中棄権した。今季6試合出場し途中棄権4回、予選落ち2回で決勝ラウンド進出は1度もない。第1日94位と出遅れ、腰痛と風邪のため、この日も苦戦。5番を終了し、6オーバーだった。

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