2オーバーで終了の石川遼、松山英樹との対戦熱望


8番、グリーン脇のバンカーからリカバリーショットを放つ石川遼

8番、グリーン脇のバンカーからリカバリーショットを放つ石川遼

 ◆男子プロゴルフツアーマイナビABC選手権 最終日(28日、兵庫・ABCGC=7217ヤード、パー72)

 55位からスタートした石川遼(27)=カシオ=は3バーディー、2ボギーの71で、スコアをひとつ取り戻し、通算2オーバーでホールアウトした。18番パー5では残り215ヤードの左バンカーから2アイアンでピン右2・5メートルに2オン成功。イーグルこそ逃したものの有終のバーディーでギャラリーを沸かせた。

 中学生時代からのライバル、松山英樹(26)=LEXUS=が三井住友VISA太平洋マスターズ(11月8~11日、静岡・太平洋C御殿場C)、ダンロップフェニックス(11月15~18日、宮崎・フェニックスCC)と2週連続で日本ツアーに参戦する。「英樹の日本ツアー出場はファンの目線ではありがたい。選手としては戦いたい。一緒に回れるように頑張りたい」と石川は“直接対決”を熱望した。

 首位からスタートした木下裕太(32)=フリー=が6番まで3バーディー、1ボギーとスコアを2つ伸ばし、通算14アンダーで首位。1打差2位に同じく6番まで2つスコアを伸ばしたオーストラリアのブレンダン・ジョーンズ(43)=キャロウェイゴルフ=が続く。

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