石川遼、プロアマ戦で“沙保里スイング”に復調ヒント…太平洋マスターズ8日開幕 


プロアマ戦の18番、ドラコンホールで暫定1位となり石川遼(右)とハイタッチして喜ぶレスリングの吉田沙保里(中央はタレントの稲村亜美)

プロアマ戦の18番、ドラコンホールで暫定1位となり石川遼(右)とハイタッチして喜ぶレスリングの吉田沙保里(中央はタレントの稲村亜美)

 国内男子ゴルフツアーの三井住友VISA太平洋マスターズは8日から4日間、静岡・太平洋C御殿場C(7262ヤード、パー70)で開かれる。10、12年大会王者の石川遼(27)=カシオ=は7日、プロアマ戦で最終調整。レスリング女子五輪3連覇の吉田沙保里(36)と同組で回り、「ヒントは大ありでした」と吉田の独特なスイングにショット復調へのヒントを見いだした。

 08年から6年連続でトップ10入り。改修された新コースでも相性の良さを印象づけた。出だしの16番パー4。残り79ヤードの左ラフからウェッジで放り込んでイーグル。大歓声を浴びた。吉田はバックスイングが浅く、ヘッドスピードの速い独特なスイングで、アマ女子の部のドラコン賞(216ヤード)を獲得。「体幹と強じんな背筋が備わっていないと、あそこまで飛ばせない。飛んで曲がらない感じで正直すごい」と刺激を受けていた。(榎本 友一)

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