美人プロ三浦桃香、最終予選会6位で来季前半戦の出場権確保 トップ通過は原江里菜


三浦桃香

三浦桃香

 ◆女子プロゴルフツアー最終予選会 最終日(30日、兵庫・東急グランドオークGC=6456ヤード、パー72)

 来季のシード権を持たない102選手が4日間72ホールで争い、7位から出た美人プロ三浦桃香(19)=フリー=は2バーディー、1ボギーの71で回り、通算6アンダーとして6位に浮上した。上位35人前後に与えられる来季前半戦の出場権を確保した。今季、賞金ランク58位で賞金シードを逃したツアー通算2勝の原江里菜(31)=NEC=が70で回り、通算9アンダーでトップ通過。韓国の「セクシークイーン」アン・シネ(27)=NOW ON=は通算2オーバーの51位。来季は主に主催者推薦による参戦となりそうだ。

 169センチ、52キロのモデル並みの体格で飛距離ランク9位(246・66ヤード)を誇るスケールの大きな美人プロ三浦は「黄金世代」のひとりとして今季初めてツアーに本格参戦。3月のTポイントレディス、アクサレディス宮崎で2週連続で最終日最終組を回るなど、シーズン序盤は抜群の存在感を発揮したが、中盤以降、失速した。「黄金世代」と呼ばれる同学年の勝みなみ(20)=明治安田生命=、新垣比菜(19)=ダイキン工業=らがツアー初優勝を果たす中、三浦は苦戦。賞金ランク81位。賞金シードまで遠かった。「まだまだ、実力が足りません。1年通してみると、トレーニングよりも休むべき時もあった。経験、勉強をしました」と冷静に今季を振り返った。今季の経験を糧に来季、さらなるブレークを狙う。

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