【日本S】石川遼が優勝した3年前と同じ2日連続「68」で2位浮上


9番、ティーショットを放つ石川遼

9番、ティーショットを放つ石川遼

 ◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー今季最終戦 日本シリーズJTカップ第2日(30日、東京よみうりCC=7023ヤード、パー70)

 3打差の7位から出た石川遼(27)=カシオ=選手会長は、6バーディー、4ボギーで優勝した2015年大会と同じで「2日連続68」。通算4アンダーで2位に浮上した。4番パー4の第2打で右手前ラフに入れた。それでも完璧なアプローチショットでピン右1メートル内に寄せてナイスパーと立て直した。「アプローチが良かったので、前半立て続けにグリーンを外したけど、いい感じでセーブできました」と振り返った。

 ショットに復調の兆しが見えた。6番パー5。第1打でドライバーを握り、フェアウェーど真ん中をキープすると、2オンに成功。その後パットが決まらず、パーとしたが「ドライバーもそこまで曲がらなかった」とうなずいた。

 15年大会は3日目に「63」で回っており「(3年前)は3日目、4日目とスコアが良かったけど、内容も非常に良かったです。今回も良い内容になるんじゃないかという感覚があります」と手応えを語った。初日(11月29日=いい肉の日)の夜に、焼き肉店でハラミを食べておなかを満たした。「いい肉パワー」で第2日を終えて2位。好位置に「あすも自分が納得できるような1打1打を積み重ねていくだけです」と冷静に語った。16年8月のRIZAP・KBCオーガスタ以来、2季ぶりの優勝&ツアー通算15勝目を狙う。

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