４番をボギーとしたＹ・Ｅ・ヤン
◆報知新聞社主催男子プロゴルフツアー今季最終戦日本シリーズＪＴカップ第３日（１日、東京よみうりＣＣ＝７０２３ヤード、パー７０）
美人妻キャディーのキム・ミジンさん（３９）とタッグを組んで首位からスタートした韓国の韓国のＹ・Ｅ・ヤン（４６）＝ＮＯＷ ＯＮ＝は、２バーディー、２ボギー、１ダブルボギーの７２と２つスコアを落としたが、通算６アンダーで辛うじて首位タイにとどまった。今季最終戦を迎え、疲労は蓄積しているが、前日（３０日）はミジンさんと焼き肉を食べて“充電”。２００９年全米プロで当時、世界最強を誇ったタイガー・ウッズ（４２）＝米国＝に競り勝ち、アジア人初の世界メジャー制覇を果たした実力者は、初の日本メジャー制覇に向けて意欲満々だ。「バーディーを狙って、攻撃的なゴルフをしたい」と自信あふれる表情で話した。
６６で回った堀川未来夢（みくむ、２５）＝Ｗａｖｅ Ｅｎｅｒｇｙ＝、６７で回った韓国の黄重坤（２６）＝フリー＝が首位に並ぶ。２打差の４位に韓国の李尚熹（２６）＝フリー＝。
３打差の５位には初の賞金王をほぼ手中にしている今平周吾（２６）＝フリー＝、選手会長の石川遼（２７）＝カシオ＝、初出場の出水田大二郎（２５）＝ＴＯＳＳ＝ら６人。首位と３打差以内に１０人がひしめく大混戦のまま最終日を迎える。
前年覇者の宮里優作（３８）＝フリー＝は３バーディー、３ボギーの７０とスコアを伸ばせず、８位から１１位に後退。独特のスイングで注目度急上昇中の韓国の崔虎星（４５）＝韓国＝は１９位。